こんなお悩みありませんか?
- 「発達に不安があるけど、家庭でできることってあるの?」
- 「遊びながら発達を促せるおもちゃが知りたい」
- 「年齢に合った知育おもちゃって何を選べばいいの?」
この記事では、障害福祉の現場で10年以上の経験を持つ社会福祉士の筆者が、発達障害やグレーゾーン、発達がゆっくりな子どもたちにおすすめの「0歳〜小学生までの年齢別療育おもちゃ10選」をご紹介します。
「感覚・ことば・社会性」など、さまざまな発達を自然に促す知育アイテムを、実際の現場でも使われているおもちゃや保護者さんからの評判が高いアイテムを中心にご紹介していきます。
療育おもちゃとは?|発達支援に役立つ遊び道具

療育おもちゃとは、発達の遅れや偏りがある子どもの「感覚統合」や「認知機能」「社会性の発達」を促すおもちゃです。
たとえば…
- 音が出る=聴覚刺激+因果関係の理解
- 積む・はめる=手先の発達+空間認知
- ごっこ遊び=言葉の発達+やりとりスキル
つまり、療育おもちゃは「遊びながら発達を促すツール」であり、家庭でできる療育の第一歩としてとても有効です。
年齢別おすすめ療育おもちゃ10選
🔹【0〜1歳】感覚刺激×親子遊びで発達をサポート
①オーボール
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- 握る・振るなどで触覚と聴覚を刺激
- 発達ゆっくりな子でも扱いやすい構造
②布絵本(感覚あそび用)
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- パリパリ・フワフワなど触覚統合に最適
- 絵を見て指差すことで視覚認知と親子のやりとりを促す
🔹【1〜2歳】手先の発達・因果関係の理解に
③スロープトイ(玉ころがし)
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- 玉を目で追う→因果関係の理解を育む
- 順番待ちや注視の練習にも最適
④リングスタッカー
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- 大小を見分ける練習+指先の器用さUP
- 色や数の概念に触れる導入にも◎
🔹 【2〜3歳】ことばの発達・集中力を高めるおもちゃ
⑤音の出る絵本(動物・のりもの系)
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- 「音と単語」をリンクさせ語彙を自然に増やす
- ボタンを押す操作が認知と指先の連携を養う
⑥型はめパズル
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- 形・色の識別/手と目の協応
- 正解すると入る=達成感と成功体験につながる
🔹 【3〜5歳】ごっこ遊びで社会性を育てる
⑦ままごとセット(木製)
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- ごっこ遊びで“順番”や“役割”を自然に学べる
- ナイフで切る感覚は触覚統合の支援にも有効
⑧ブロック(デュプロ・マグネット式)
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- 組み立てる・壊す・また作る=柔軟な思考力と構成力が育つ
- 共同作業で社会性・言葉の発達も促進
🔹 【小学生】論理・記憶・SSTを遊びで学ぶ
⑨ラビリンスゲーム(ボール転がし迷路)
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- 手先の器用さと空間認知を高める
- ゴール達成で集中力と自己効力感が育つ
⑩カードゲーム(UNO・ナンジャモンジャ)
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- 順番・ルール・記憶力・やりとりを体験できる
- 親子や兄弟でのSST(ソーシャルスキルトレーニング)にも最適
療育おもちゃの選び方|発達特性に合わせる工夫

🔹できること・好きなことをベースに選ぶ
🔹 感覚の過敏・鈍麻がある場合は素材に配慮
🔹 「指示が通りにくい」なら音や光の反応が明確なものを
🔹 失敗しにくい設計=自己肯定感アップ
おもちゃ選びは、子どもへの理解+発達支援の入り口になります。
療育おもちゃは「親子の時間」を豊かにする

家庭でできる療育は、親子の関係性を深める大きなチャンスでもあります。
- 「目が合った!」
- 「一緒に笑った!」
- 「もう1回やってみようか」
そんな小さな積み重ねが、子どもの“人と関わる力”をぐっと伸ばします。
まとめ|発達支援は“遊び”から始まる
- 療育おもちゃは、家庭での発達支援を楽しく進めるツール
- 年齢・発達段階に応じた選び方が重要
- 親子で関わる時間が、子どもの「伸びる力」を引き出す
迷ったら、まずは子どもの「好きなもの」から始めてみましょう!
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